ディスクローターのバリについて

金属に加工をすると必ずバリが発生します。
美観を要する品物のバリ取り作業って手作業になりコスト高になります。

製品を安く提供するには、どうしたらよいか? 考えました。
根性と時間と棒ヤスリかリューターを持っている人なら、時間を掛けて丁寧にバリ取り出来るだろう!
それでは、バリ取り仕上げしないで試験販売してみよう!となりました。
こんな感じのバリが残ってます。ローター厚さは4mmなのでバリのサイズは概略で分かりますよね?





片面はバリが大きいですが、反対面はこんな感じで大きなバリがありません。エッジ状態です。





手作業でバリ取りするとこんな感じになります。
リューターがはじかれて化粧面に砥石ハネ傷が2〜3ヶ所つきます。
これをNGとしていたら良品は製造出来ませんので御了承願います。
塗装する時はこちらの面に吹き付けます。
バリ取りで納品の場合は即納出来ません。1〜2日ほど時間を要します。



材質が硬く、手作業なのでどうしても面取り幅が一定になりません。


こちらの面はバリが少ないので面取り幅が小さいです。
左下に砥石ハネ傷が見えますね。




注意
必ずバリ取りをしてからホイールに組み込んで下さい。
ブレーキしてブレーキパッドでバリ取りしようなんて考えないで下さい。絶対に無理です。
バリ取り作業は軍手、防塵メガネをして怪我のないように注意して下さい。